愛犬の健康を守る!犬のワクチン接種完全ガイド

皆さんこんにちは!今回は、愛犬の健康を守るために欠かせない「ワクチン」について、詳しく解説します。正しいワクチン接種は、感染症から愛犬を守り、安心して一緒に過ごすための基本中の基本です。それでは、愛犬のためのワクチン接種について、すべてを知りましょう!


1. ワクチンの大切さ

a. 感染症からの保護

  • ワクチンは致死率の高い感染症から犬を守り、健康な生活をサポート。

b. 人獣共通感染症の防止

  • 人にも感染する可能性のある病気からも飼い主を保護。安心して共同生活を楽しむためには必須。

c. 寿命の向上

  • 予防接種により予防可能な病気のリスクを低減。愛犬の寿命を延ばす一助となります。

2. 必須ワクチンと推奨ワクチン

a. 必須ワクチン

  • 狂犬病ワクチン: 法的にも必須。感染した場合の致死率が高く、全ての犬に必要。

b. 混合ワクチン

  • 6種混合ワクチン:
    • 犬ジステンパー:消化器系および神経系への感染を防ぐ
    • パルボウイルス:消化器系に影響を与えるパルボウイルスから守る
    • 犬伝染性肝炎:肝臓に影響を与えるウイルスの免疫を高める
    • 犬アデノウィルス(2型):呼吸器や消化器に影響を与えるウイルスから感染を防ぐ
    • 犬パラインフルエンザ:犬の風邪や咳などの呼吸器系感染症から守る
    • 犬コロナウィルス:犬の消化器系に影響を与えるウイルスの予防と症状の軽減
  • 8種混合ワクチン:
    • 6種混合ワクチンに加えて
    • レプトスピラ2種類:犬が水辺で感染する可能性がある細菌感染症で、レプトスピラ成分は主に腎臓や肝臓に影響を与える感染から犬を守る
  • 10種混合ワクチン:
    • 8種混合ワクチンに加えて
    • レプトスピラ2型を追加して計4種類

 6種混合ワクチン、8種混合ワクチン、10種混合ワクチンの選択は、犬の生活環境、リスク、年齢などによって異なります。

 一般的に、室内犬は6種混合ワクチンを選びます。完全室内飼いの犬にはワクチンが必要ないと考える飼い主もいらっしゃいますが、任意ワクチンを打ってない状態では、トリミングサロンやペットホテルなどの公共施設が利用できないことも多いため、注意が必要です。

8種,10種混合ワクチンに含まれるレプトスピラ症はネズミなどの保菌動物の尿から感染します。ネズミは山、海、川に数多く生息しています。ワンちゃんをアウトドアに連れていく機会があるなら、8種以上の混合ワクチンを接種しておいた方が良いです。

3. 各ワクチンの受けるべきタイミング

a. 狂犬病ワクチン

  • 産まれたばかりの子をお迎えする場合、生後91日から30日以内に1回目を接種することが義務付けられています。
  • 毎年1回の追加接種(毎年4/1-6/30を予防接種時期)

b. 混合ワクチン

  • 初回接種は、生後6週間〜8週間です。この時期は母犬の免疫が徐々に弱まる時期であり、ワクチンが犬の免疫系を刺激します
  • 2回目接種は、生後9週間〜12週間。初回接種の3 ~ 4 週間後に2 回目の混合ワクチン接種が行われます。これにより、免疫応答が強化されます。
  • 3回目接種は、生後12週間〜16週間。2 回目接種の3 ~ 4 週間後に3 回目の混合ワクチン接種が行われ、免疫を確実に確立させます。
  • 3 回目接種の後、1 年ごとに混合ワクチンの定期接種が継続されます。獣医と相談して、適切なスケジュールを確認しましょう。
  • 老犬になると免疫力が低下するため、定期的な混合ワクチン接種が継続されることが一般的です。

4. ワクチン接種場所と費用

a. 接種場所

  • 動物病院が一般的。獣医師の診察と共に適切なワクチン接種を受けましょう。

b. 費用の目安

  • ワクチンの費用は地域や病院により異なりますが、狂犬病ワクチンが1回3000-4000円、混合ワクチンは打つ種類にもより変動し1回3000-1万円となります。

5. まとめ

犬のワクチン接種は愛犬の健康を守るために不可欠です。必須ワクチンと推奨ワクチン、各ワクチンの目的と受けるべきタイミングを理解し、獣医との協力のもと、健康な共同生活を築いていきましょう。お互いに理解し合い、幸せな日々を過ごしましょう!

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